2017年10月7日土曜日

ふくろ祭り

未だ小雨が降っていたが、昼飯を食いに池袋西口に行くと普段と違う交通規制が敷かれていて、今日は「ふくろ祭り」だったことを思い出した。既に大通りでは<よさこいダンス>イベントの実行中で、次から次へとチームがやってくる。昨年は見逃したかもしれぬが、今日暇なので立ち止まって何組か見とれてしまった。このイベント回を重ねて既に18回だそうだ。年々盛んになるようで今年も110組以上が参加しているらしい。

5チームのダンスを観ただけでも富山からの来たチームや、横浜から来た関東学院チームなんてのもあった。学園のチームは分かるが、富山から来ましたなんて皆さん、どのような繋がりで集い合うのだろうか?間近で観させて頂くと、相当な年齢差があるようにも思う。でも皆さん笑顔で息を合わせて華やかに踊ってくれる。観ていて楽しいし、少し羨ましくもある。人垣の最前列にベンチが用意されていて、子供3人連れた白人の家族が陣取っていたが、親父さんはスマホで動画を撮り、お母さんと子供たちが盛んに拍手していた。

富山から自弁で出てくれば幾ら掛かるのだろうか、なんて下種っぽいことを想像しながらも、自分が楽しみながら他人を楽しませるのだから偉いものだ、感心せざるを得ない。

他には空手の演武もあった。池袋には極真空手の本部があるのでお祭りを盛り上げるために駆り出されたのだろう。子供たちの演武も良いが、何かのチャンピオンと紹介された青年の演武は流石の迫力だ。両端を固定した野球のバットを叩き割るのも凄いが、仲間が手で支えているだけのバットいとも簡単に撫で切ってしまった。この流派の創始者大山氏はビール瓶を手刀で撫で切ったそうだが、この青年も真似出来るのかもしれない、なんて思ったりした。

池袋西口の氏神様は御嶽神社で、その御祭禮の神輿宮出しは9月に終わっているのだが、このイベントは週をずらして毎年この時期に行われる。どちらもそれなりに見応えがあるので、今年は今日偶然に片方だけでも観ることができてハッピーだった。

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