2017年8月2日水曜日

広い世界だが

地球も一種の生き物と思えば、人間だけが安穏としている訳には参らぬのか。今年は明らかに天候が不順だ。梅雨明け宣言以降まるで梅雨のように蒸し暑い日が続いたと思ったら、今朝は田舎の盆明けの様な涼しい朝になってしまった。更に夜中の2時頃と朝6時過ぎ頃だったと思うが、東京では珍しい地震が来た。両方とも震度3とのことだ。夜中の地震は気づかずに寝ていることが多いが、昨夜は目が覚めたから結構な揺れだった。震源は何れも茨城県の内部だから、これも6年前の311大地震の余震と言うことになるのだろうか、何とも薄気味悪い。

明日は内閣改造だそうだ。与党が衆参両院で圧倒的多数を得ていると言っても、漏れ聞こえてくる情報は人材不足を窺わせるものばかり。どう転んでも安定した政権にはなりえないだろう。不安定な政権と言う意味ではアメリカも似たようなものらしいし、中国の習近平氏にしても目前に迫っている共産党大会だったか何かに向け、必死こいて国内の引き締めに走っているようだ。国土の広さと国民の数が多すぎて、一見体制を維持しているように見えても、隅々まで目配りはとても行くはずも無いだろう。アメリカも似たようなもので、軍隊も人数と装備が多ければこと足れりとはいかぬだろう。

韓国は大統領が代わったばかりで支持率も高いようだが、隣国の北朝鮮問題を抱えた外交問題で閣内が少しよたよたしても不思議はない。ロシアと言う国は大国なのかどうかさっぱり分からぬ、中東問題や時には北朝鮮問題でも存在感を示すことがあるが、国内事情は勿論知る由もない。更に西に進んだヨーロッパともなると、月世界と同じで行ったこともないのでイメージすら湧きにくい。何となくドイツのメルケル首相は立派な人で、近い将来また首相に再選されそうと聞くから、政権はそれなりに安定していると勝手に想像するが、果たして当たっているかどうか。

どこを見ても安定した政権は少ないようで、どの国の政治家も己のことで汲々とし国民生活に思いを馳せる余裕はないかもしれぬ。ま、精々頑張ってもらうしかない。しかし何処の国でも国民の大多数は政治を当てにしても救いは無いと割り切って、淡々とそれぞれの生活苦に立ち向かっていることだろう。我が家も同様だが、明日婆さんが退院できることになった。内閣改造なんか比べるのも如何ものだが、強がって平気を装っていたが15日間の独身生活は些か疲れたので、やっとホッとした。

2 件のコメント:

hideki hasegawa さんのコメント...

退院おめでとうございます〜〜!

少しだけでものんびりできますように。

senkawa爺 さんのコメント...

秀さん
ありがとうございます。
本当にお蔭さまです。