2017年6月1日木曜日

データ消去

パソコンを修理に出して5日目になるが未だメーカーからは何も連絡がない。データ消去の可能性があれば必ず連絡をくれるよう念を押していたので、気になって仕方ない。2月に7年間使用した前のパソコンがいかれた際に大分痛い思いをしたので用心のため重要なファイルはバックアップを取ってはいるが、それでも3か月分のデータが初期化されると不都合は生じることだろう。

ところで昨日から財務省のパソコンの入れ替えが始まるとのこと、省内がどんなシステムになっているか分からないが、財務省ともなれば端末の数も半端ではあるまい。端末を供給しているメーカーにしてみれば大変なビジネスチャンスだ。昔小さな会社経営していた時、50人足らずの公益法人のシステム管理を請け負っていたので、作業の大変さと同時にビジネス的美味しさがよく分かる。

システムを管理しているサーバーも同時に更新されるので、森本学園絡みの不都合な書類は永遠に闇に葬られてしまうとのことだ。どこかのNPOだったと思うが、裁判所に文書の保存を命令するよう訴えたらしいが、当然のように却下されてしまった。これで安倍政権にとっては万々歳になれば結構だが、ネットワークの仕掛けに詳しい人から見れば、そんなに単純な話ではない可能性もある。

生半可な知識しかないが、財務省の履歴全てを真っ白にして構わなければ簡単であるが、地方財務局を含めれば相当な端末がぶら下がっているネットワークのサーバから、都合よく特定のファイルを削除するのは大変な手間だろう。でも莫大なコストをかけて、優秀なエンジニアの手をもってすれば可能かもしれぬ。籠池氏側のファイルは消せぬし、これまで公開されている情報からして事件の構図は既に明らかである。

それでも財務省側の証拠さえ消せれば政権は無事と言うことだろう。何ともいじましい話ではないか。多くの人がこのようなことをどう見ているかが問題だ。内閣支持率が落ちないのだから、それで良しとする人がまだ多いのだろう。話が変わるが、昨夜友人に誘われて赤坂に飲みに行った。嘗て保守系議員やら報道関係者が出入りしたと聞く小料理屋だ。安倍首相の著書が棚に置いてあったが、そこの女将さんまでが、安倍さんを見損なったようなことを言っていた。パソコンからデータ消去は可能でも、人の思いを消すのは難しい。

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